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くずくず ブータン日記

青年海外協力隊でブータン王国に派遣されていた建築士の備忘録

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ということで、キューバ(その2) 


まずメキシコはカンクンから
(ココまで来るのにすでに18時間経過)
1時間半のフライトで
キューバの首都のハバナへ。

メキシカーナ航空の突然の倒産で
自分たちの利用するクバーナ航空に客が押し寄せ
現地手配会社と席が取れている取れてないの
すったもんだがあったりしましたが
何とかフライトは確保できました。
DSC03560_R.jpg


クバーナ航空、唯一の国営航空会社なのですが
機体が、悪名高いロシア・アエロフロート航空の中古だという。

アエロフロートというだけでも
その安全性と機体の整備状況から
敬遠するベテラン旅行者が多いのに
さらにその中古を使用するとは。。
こんなところにも旧社会主義国家との関係の名残が。

確かに機内にはロシア語の表記があふれ
しかもかなりボロボロ。
DSC03569_R.jpg

フライト中、天井の空調出口から
頻繁に水滴が垂れてた。。
DSC03570_R.jpg


この手の古い機体、離着陸時に
なぜかドライアイスのような白い煙が
天井付近から大量に噴出するんです。
(過去、ラオスの飛行機の機体でもそうだった。)
知らないで乗った人はかなりビビると思います。

様々な不安を抱えてのフライトでしたが
離着陸時、久々に天に祈る気持ちになりました。
キューバ着陸時には拍手をして歓声を上げる乗客も。
この光景、久々に見ました。



ちなみに、キューバ出入国の際のスタンプは
パスポートに押されず、
ビザの代用のようなツーリストカード
(メキシコで15USドルで入手できる)という紙に
押されるようになったそうです。

キューバのスタンプがあると旅行するのに
不都合が生じる国があるための措置です。
DSC03334-2_R.jpg


私の場合、既にパスポートに
イエメン、シリア、イランなどの中東国のスタンプがあり
アメリカ入国の際に厳重に取り調べられた経験があります。
加えてキューバスタンプなどあると
もう入国だけにかなりの労力を強いられそう。
なので別紙に押印で助かりました。




さて、入国なのですが、
先月からキューバに滞在する旅行者全員に
滞在期間中の保険の加入が義務付けられました。

基本的に医療費が無料のキューバで
外国人に対してまでは無料保障はしない、
というスタンスになったのでしょうか。

幸い日本からクレジットカード付帯の保険について
英文で加入証明書を取り寄せていたので
入国の際にそれを見せたらすんなりとOKが出ました。



キューバの首都ハバナのホセ・マルティ国際空港。
DSC03201_R.jpg
DSC03557_R.jpg


(その3)に続く。。。
 
 

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ということで、キューバ(その1) 


自分にとってキューバは長らく「謎な国」でした。
社会主義で世界の趨勢に逆らっているイメージ。
旅行の対象とはならない一国であったのですが
ここ最近の訪問国を決定するテーマとして
「今しかいけない国」「今行っておくべき国」
を自ら掲げていたので
興味半分でキューバのことを調べ始めました。
そしてアメリカ以外の第三国を経由すれば
さほど旅行するのには困らない国であることが判明し
ブータン赴任前の最後の訪問国として選びました。



渡航に関する情報のみ検索しましたが
その他の詳しい現地旅行情報はあまり調べないで
自分にとってはかなり珍しい
行き当たりばったりの旅。
久々に航空券+自分でホテル手配
の手作り旅行の感触に心が躍りました。



ということで、キューバ、行ってきました。
メキシコ経由で20時間!
1週間の滞在。
事前情報を得てなかった分、
先入観ナシに楽しめた気がします。

感想としては
「理屈抜きにカッコイイ街!」

フォトジェニックな寂れた街並みに
50年代のクラシックカー。
IMG_1644-3_R.jpg


(その2)に続く。。。


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さぁ、スリランカへ! 

 
スリランカ。
地形的に「インドのこぼした一粒の涙」とも言われる
インド洋の南東に浮かぶ小さな島。

仏教国でありながら
文化的にはお隣インドと似たり寄ったり。
食事も基本、カレーのようで。


しかし情勢は今までそんなによろしくなかった。
何せ昨年ようやく、26年にもわたる内戦が終結したばかり。
またいつ情勢がどうなることか分からない、
『行けるうちに行っておこう』の一国。

IMG_9389_R.jpg
※シーギリヤ・レディーのフレスコ画


JICAの任国外旅行で、スリランカは
ブータンから行ける国にはリストアップされているのですが
2か月前に渡航制限が解除され、やっと行けるようになったそうです。
(隊員が持つ緑色の公用旅券はどこの国にも行けるわけではなく、
近隣国など一部に限定され、それがパスポートに記載されています。)

ということで念願かなってようやく、いざスリランカへ。
仏教遺跡を駆け足で巡る旅となりました。




IMG_9167_R.jpg
IMG_9213_R.jpg
ダンブッラという街の石窟寺院。(世界遺産)
紀元前1世紀頃のもので
岩を掘った洞窟のような境内に、
岩むき出しの壁と天井一面、
極彩色の仏画が描かれています。
スバラシイ。鳥肌ものです。
このような石窟寺院が5窟ほど密集してます。

IMG_9194_R.jpg
同じ上座部仏教のタイとも違い、ミャンマーやラオスとも違う、
どちらかというと凛々しい仏像や仏画が多いように感じました。




スリランカの上座部仏教はインドのパーリ語から
直接翻訳されて入ってきました。
なので現在でも最も原始仏教の教義を反映しているとも言われています。

それに対し日本の仏教(大乗仏教)は中国を経由したり
またその影響で経典を漢字の当て字としていた点などから
意訳や本来の教義からかなりそれた経典で
いわゆる純粋な仏教の形ではありません。
誤解を恐れず言えば、内容もかなりアバウトです。
それに対し上座部仏教はストイックです。
上座部の僧侶は一生独身でいるのに対し
日本の大乗仏教のの僧侶は妻帯者がいる点でも明らかです。

仏教についてはまた別の機会に
ブータン仏教との比較もしながら記すことにします。



直接仏教とは関係ありませんが
5世紀頃の王宮、シーギリヤロック。
この岩の頂に王宮が建てられていました。
IMG_9348_R.jpg
IMG_9404_R.jpg

 
ライオンの爪の形の彫刻。
この岩の上部にライオンの頭部があったそう。
DSC01999_R.jpg


山頂の宮殿跡からの眺め。
IMG_9415_R.jpg
 

途中にある美女のフレスコ画、通称『シーギリヤ・レディー』
意外にも手で触れそうなところの壁に描かれている。
IMG_9380_R.jpg
IMG_9393_R.jpg




 

旅行中、ペラヘラ祭りという
仏教の祭典に出くわしました。
仏歯を象の背中に乗せて町中を練り歩く、年に一度のお祭りです。
IMG_9895_R.jpg


周りでダンサーが火をかざしながら太鼓を叩いて踊っているのですが
この象たち、それに合わせて3時間も行進しながら一緒に踊るんです!
IMG_9607_R.jpg
IMG_9541_R.jpg
IMG_9818_R.jpg



ガイドさん曰く、踊らされているのではなく、
自ら楽しんで体を揺らし、踊っているんだそうです。
合計80頭もの象が隊列を組んで練り歩きます。
IMG_9869_R.jpg
IMG_9935_R.jpg


序盤、かなり雨が降っていたのですが
体に取り付けられた電飾が感電しないのか心配でした。
象はバッテリーを積みながら行進しているそうです。。
IMG_9944_R.jpg





ツアーの最後に、象の孤児院に行きました。
親とはぐれた象たちが50頭ほど飼育されていました。
IMG_0028_R.jpg
IMG_0075_R - コピー

子象の仕草、かわいいんだこれが。



スリランカ、想像したより治安も良く
とても昨年内戦が終わった国とは思えないほど
ホスピタリティーに溢れ、
遺跡も人も食事も満足(スリランカカレーうまい!)。
そして仏教よりも象の印象がとても強く残った旅でした。
一生分の象を見きった感じ。
 
 
こぼれ話:
シーギリヤロックの新博物館はJICAにより建てられ、
スリランカに贈呈。昨年開館したそうです。
もちろん見学してきました。
 
 
 

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Incredible India !  


分かっちゃいたのですが
インクレディブルな状況が多々ありました。

『インド人もビックリ』とは、
最上級の驚愕の表現として相応しい、と感じた
まさに“Incredible India!”な体験を以下に。




この国をうまく旅するコツは
“腹を立てない”ことです。
長距離の移動に、2度寝台列車を利用したのですが
1度は出発が5時間遅れ、1度は6時間遅れでした。
それで出発してからも頻繁にスローダウンを繰り返し
2時間くらい平気で遅れるので
スケジュールどおりに事が運びません。
でも怒ってはいけないのです。インドなのだから。
腹を立てた時点で9割は負けが確定。
旅を楽しめなくなります。
 

夜中の駅のホームでは3歳くらいの子が
生後1週間にも満たないような新生児を
子守りしていました。
ふたりとも裸で。
近くに親の姿も見当たりません。
心が痛みます。


気温が平均して40℃オーバーでした。
最高は45℃くらいだったかな。
ガイドさんに、
「今日は涼しいです、38度です。」
と言われては返す言葉がありません。


ガンジス川は15年ぶりの再訪だったのですが
前と何も変わっていませんでした。
ボートの横をスススーっと死体が流れていきます。
慣れとは怖いものです。
そんな状況にもあまり焦らなくなりました。


「ノープロブレム」
でたっ。その手には乗らん。
これも昔と同じ手です。
「OK。イクラナラ買ウ?」
金額の問題じゃないんだ。すまないが、いらないんだよ。
その残念なお土産、貰ったほうが困るだろ。。
でも子供の物売りが、かつてほどしつこくないような気がしました。
インドでも最近の子は忍耐力が無いのかな?
昔は毎回30分以上の長期戦に持ち込まれた覚えが。





・・・と、たった1週間でしたが
変わるものと変わらないもの
いろいろ考えさせられた滞在でした。
が、概してほとんど昔と変わっていない印象。
それが嬉しかった。




帰国して数日、
ふとあの喧騒が蘇る瞬間があります。

また呼ばれてもいい、かも。

IMG_8066_R.jpg


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ただなんとなくインド 


この国は
覚悟をして行くところ、と考えていましたが
あまり気負うのも良くないので
(年齢的にあまり無茶もしたくないので)
特にこれといった目的を持つわけでもなく
衝動的に、ただなんとなくの渡印でした。

IMG_8202_R.jpg

※その他のインド写真は<コチラ>から
 (別ブログのウィンドウが開きます)



比較的(いや、かなり)待遇のいい、お気楽なツアーでした。
バックパッカーの方に責められてしまうくらい楽チンな

・3食付で
・ガイド付きで
・ホテルも一応5つ星の

こんなパッケージツアーです。
自分一人なら激しい旅もできますが
妻同伴だとこういう結果になります。

(そんなのは本当の意味でのインド旅行ではない、という苦情は受け付けません。)



旅の達人の中には
“インドにも行ったことないくせに旅を語るな”
という変な固執がある人が少なからずいて(私はその類の人たちと多く出会ってきた)
しかしそういう人たちと話をあわせる上でも
行っておいて損は無い国かな。ネタ的にも。

まあ実際は訪れてみれば
いろいろと考えさせられる場面に出くわす事が
他の国と比べ何倍も多いのは確か。
インドに行って人生観が変わった、という人も数多だから。

しかし元猿岩石の有吉いわく、
“インドで人生観変わるヤツなどは、日本でも大した人生送っていない” そうですが。
アハハ、妙な説得力。

支持と不支持が両極端に分かれる国。中庸が少ない。
その中でも私は中庸派。
一番いい経験も一番悪い経験もできる国だから。
まあ感想は人それぞれってことで。


あぁ、またいつか呼ばれるのかな、インドに。


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