くずくず ブータン日記

青年海外協力隊でブータン王国に派遣されていた建築士の備忘録

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ウォンディポダン・ゾンのその後 

 
ポプジカへの訪問の道中、
先日大火災の被害にあったウォンディポダン・ゾンに
立ち寄ることができました。
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火災から1週間が経ち、ゾンの入口の手前までは
一般の人々も近づけるようになっていました。
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しかし入口から先は一切立ち入り禁止です。
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やや離れた地点からその被災状況の全貌が見て取れました。
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実際目の当たりにすると、変わり果てた姿に言葉も出ません。

現在でもなお、煙がくすぶり
周辺は焦げ臭い匂いが立ちこめています。

内部ではブータン陸軍により、瓦礫からの仏像などの救出作業が続いています。

私の配属先でも立ち入りは暫くの間禁止です。
現在は政府からの調査許可を待っている状態で
いつでも動けるように準備中です。
 
 
 
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鶴の里、ポプジカの夏 

 
雨期を迎え、新緑の時期真っ盛り。
夏に見られる風景を紹介。

 
ブータンの中央に位置するポプジカ村。
冬期にはオグロヅルが飛来する地で有名です。

なのでこの地域の観光シーズンは冬。
夏の6、7月は雨期ということもあり、完全にオフシーズンです。

ではありますが大湿原であるここポプジカは
夏期には雨量の増加とともに緑が増し
冬とは違った生き生きとした壮大な風景が広がります。
 

空と雲と大地。
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山ばかりの地形のブータンで
これだけ広い空が望める場所は数少ないです。
 

朝の風景。
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ここポプジカは、数年前までは電気と無縁の地でした。
鶴が飛来するための配慮で
電線を引くことを止めたという経緯があります。

現在では太陽光パネルによる発電や電線の地下埋設により、
環境との共生を図っているパイロット的存在の村です。


そんなポプジカにある、言わずと知れた
世界屈指の高級ホテル、某Aリゾート。
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ダイニングからの眺め。
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立地を重視した某Aリゾートならではの開発手法で
ツーリズムへの貢献も担っています。

オフシーズンのため観光客がほとんどいないポプジカ。
この時期は穴場です。



道中に立ち寄った、プナカにある2つのお寺を紹介。

子宝にご利益のある、チミラカン。
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チミラカンへの道中の風景。田植えの真っ最中です。
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そして、カムスン・ユレイ・ナムゲル・チョルテン(名前が長い。。)
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こちらは鉄筋コンクリートで作られた
比較的歴史の浅いお寺ですが、堂内も見応えがあり
地球の歩き方にも載ってない穴場中の穴場です。

チョルテンからの眺め。絶景。
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雨期のブータンは土砂崩れによるロードブロックなども頻発し
移動には少々困難を伴いますが
道中に見られる新緑の風景は乾期とはまた違った一面も。

旅行を検討されている方は、この時期にも是非。
 
 



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パロ出張 

 
【備忘録】
Yethag Goenpa 修復工事
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火災から一夜 

 
ウォンディポダン・ゾンの火災から一夜が明けました。


今日の朝刊一面です。右上に、喪に服すため本日が休日となる旨書かれています。
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これだけの大炎上だったにもかかわらず、
負傷者は煙を吸い込んだ2名が病院に運ばれたのみで
死者はいなかったそうです。
その2名も既に回復とのこと。
人的被害が無かったのは、不幸中の幸いでした。
 
 
 
変わり果てた姿となったゾン
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facebookページ Citizens' Initiative to Rebuild Wangduephodrang Dzong より


焼け残った仏像などを確認する国王。
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国王のfacebookページより
 
   
ゾンの中庭です。
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在りし日のほぼ同じアングルからの中庭。信じ難いです。
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新聞では、殆どの仏像や経典、聖遺物が救出されたと報じていますが
それはほんの一部であった、との情報や
ツェチュのお祭りの際に開帳されるトンドル(シルク刺繍の大仏画)も
焼けてしまったとの情報もあり、錯綜しています。
<昨年のウォンディ・ツェチュの様子はコチラから>

 
未だに焼跡調査のためにゾン周辺には立ち入れません。

私の部署での本格的調査も、週明け以降になりそうです。
 
 
 
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ウォンディポダン・ゾンが全焼 

   
にわかには信じ難い、衝撃的なニュースが入りました。
 
ウォンディポダン・ゾンが全焼。(KUENSEL紙より)
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17世紀に建てられた、ブータンの中でも古く歴史のあるゾン(城郭)の一つ。
現在まさに私の部署で修復中の建物でした。
 
多くのゾンがトタン屋根に変わって行く中、
いまだに伝統的な板葺き屋根の佇まいを残した
ブータンの宝とも言うべきゾンが火災の憂き目に。
 
午後4時頃に発生した火災は、この地域特有の強風に煽られ
瞬く間に建物全体に火が燃え移ったようです。
詳しい原因はまだ分かっていません。 
  
 
火災の情報が入り間もなく、
現国王と前4代国王が現地入りされた模様。
 
また私は本日、本省の大臣とパロへの出張で
一緒に帰路についたのですが
大臣はそのまま現地に赴かれたそうです。
  
  
  
丘の上に伸びやかに、かつ華麗に佇むその勇姿が
たった一夜にして消失してしまいました。
本当に残念極まりないニュースです。
死傷者が無いことを祈ります。
    
この火災をうけて、ブータン国内は明日
喪に服するために全土が休日となります。
  
  
   
写真は在りし日の壮麗なウォンディポダン・ゾン。
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