くずくず ブータン日記

青年海外協力隊でブータン王国に派遣されていた建築士の備忘録

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ムハマド・ユヌス講演会 

 
バングラデシュのグラミン銀行総裁、
ムハマド・ユヌス氏の講演会に行ってきました。

yunusu_seminar_100713_R.jpg

氏は母国で低所得者層向けの低金利融資の仕組み「マイクロクレジット」を発案し
その業績により2006年にノーベル平和賞を受賞されている人物ですが
今回の来日にあわせて各地で講演会が開かれているようです。

ちなみに会場となった国立国際医療センターは、JICAとも連携し
主に医療分野で共同技術支援などを行っている医療機関です。
当センターのバングラデシュ人医師とのつながりで実現した講演会だったそうです。


今回氏の来日は「ユニクロ」のファーストリテイリングとの
業務提携が目的だったようで、ブランド企業との提携によっての
相乗効果を期待していることを公演中にも語っておられました。

ただ、このマイクロクレジットにも様々なネガティブな一面もあるようで
たとえば債務の償還率に信憑性があるのか(氏は公演中、97%と言っていた)、
またこのビジネスモデルがバングラデシュ以外の国でもうまく機能しているのか
(氏はアジア地域では成功していると言っていたが、実際はアフリカなどでは
ほぼ機能しないに等しいらしい)など
そのような内容には一切触れられず
利点のみを多く主張されていたことが気になりました。
まあ、どんな企業でも自分たちの業績を悪くアピールするところは無いと思いますが。

また、貧困層に融資するのに、対象をほぼ女性に限っているのは
女性はその融資で得た利益を生活や貯蓄に回せるのだけれど
男性だと(どの国でも)自分のために使ってしまうからなのだそう。
なるほど、耳が痛いですが一理あるかもですね。


自身の英語の研鑽のために同時通訳つきでしたが
イヤホンをせずに拝聴してみました。
バングラの人はもっと強いアクセントがあるのかと思っていたら
氏の英語はとても聞きやすく驚いた。
知識の習得と英語の研鑽、一石二鳥の講演となりました。


私と同じH22年3次隊、バングラデシュ派遣予定の候補生も来場していて
みなアンテナ張って積極的に動いているなーと実感。

 
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FIFA世界最下位決定戦 

 
日本代表のまさかの?決勝トーナメント出場で
沸きに沸いたワールドカップも、残すところ決勝戦のみ。

ここでワールドカップとブータンにかかわるトピックをひとつ。

8年前のちょうど今頃、
2002年、日韓ワールドカップにおいて
横浜で決勝戦(ブラジルvsドイツ)が行われていた6時間前、
当時FIFAランキングワースト2位(202位)のブータンと、
最下位(203位)のカリブ海の島国・英領モントセラトの間で
「FIFA世界最下位決定戦」がキックオフされました。

映画 『アザー・ファイナル』
DSC01218_R.jpg


今大会、予選で日本にも勝利し、決勝進出まで果たしたオランダですが、
何と2002年大会では本戦の出場を逃がし、その無念の思いで
オランダの広告代理店が遊び半分に企画したドキュメンタリー映画です。

以下、少々ネタバレ注意。






この試合、ブータンの首都、ティンプーにて行われました。
ただでさえ高地(2,500m)での悪条件に加え、
モントセラト選手団がブータンへの遠征中に立ち寄ったインドのカルカッタにて
集団食中毒を起こす、といったアクシデント。
さらに自国サッカー協会との対立により
試合寸前でモントセラト監督が辞任するというドタバタ劇。
かなりハンデのある状況下でのキックオフ。

ストーリーは、いまや主流である商業主義の大会運営へのアンチテーゼか
サッカー、スポーツによる国際交流を前面に押し出し
ブータンの美しい風景や人情味あふれた生活の様子とともに
いささか懐古主義的な展開で進んでいきます。

サッカーの試合自体はお世辞にもうまいとは言えないほどお粗末な内容なので
フリークの人にとっては見ごたえは無いかもしれませんが
ほのぼのと進むストーリーと描写に
懐かしさを覚えます。

ちなみに、この試合4対0でブータンが勝ちました。

そして2010年5月10日最新のFIFAランキングでは
ブータンは196位にジャンプアップ、
モントセラト202位(6カ国同率でいまだ最下位)
となっています。



あと豆知識。
最近のブータンのサッカーナショナルチームの代表監督は何と日本人で、
清水エスパルスでも監督をされたことのある、
行徳浩二さんだったそうです。(2010年1月まで)

ブータンサッカー(行徳監督のブログ)
http://changlimithang.de-blog.jp/blog/

そして今年6月からは同じく日本人でJリーグでも活躍した
元J2大分のコーチの松山博明さんが
後任として2012年末まで務めるそうです。

日本サッカー協会は、国際交流支援活動として、
フィリピン、マカオ、グアム、北マリキナ諸島などへ、
その国のナショナルチーム代表監督として派遣しているとのこと。
こんな国際協力の形もあるのですね!

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Incredible India !  


分かっちゃいたのですが
インクレディブルな状況が多々ありました。

『インド人もビックリ』とは、
最上級の驚愕の表現として相応しい、と感じた
まさに“Incredible India!”な体験を以下に。




この国をうまく旅するコツは
“腹を立てない”ことです。
長距離の移動に、2度寝台列車を利用したのですが
1度は出発が5時間遅れ、1度は6時間遅れでした。
それで出発してからも頻繁にスローダウンを繰り返し
2時間くらい平気で遅れるので
スケジュールどおりに事が運びません。
でも怒ってはいけないのです。インドなのだから。
腹を立てた時点で9割は負けが確定。
旅を楽しめなくなります。
 

夜中の駅のホームでは3歳くらいの子が
生後1週間にも満たないような新生児を
子守りしていました。
ふたりとも裸で。
近くに親の姿も見当たりません。
心が痛みます。


気温が平均して40℃オーバーでした。
最高は45℃くらいだったかな。
ガイドさんに、
「今日は涼しいです、38度です。」
と言われては返す言葉がありません。


ガンジス川は15年ぶりの再訪だったのですが
前と何も変わっていませんでした。
ボートの横をスススーっと死体が流れていきます。
慣れとは怖いものです。
そんな状況にもあまり焦らなくなりました。


「ノープロブレム」
でたっ。その手には乗らん。
これも昔と同じ手です。
「OK。イクラナラ買ウ?」
金額の問題じゃないんだ。すまないが、いらないんだよ。
その残念なお土産、貰ったほうが困るだろ。。
でも子供の物売りが、かつてほどしつこくないような気がしました。
インドでも最近の子は忍耐力が無いのかな?
昔は毎回30分以上の長期戦に持ち込まれた覚えが。





・・・と、たった1週間でしたが
変わるものと変わらないもの
いろいろ考えさせられた滞在でした。
が、概してほとんど昔と変わっていない印象。
それが嬉しかった。




帰国して数日、
ふとあの喧騒が蘇る瞬間があります。

また呼ばれてもいい、かも。

IMG_8066_R.jpg


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JOCV壮行会@渋谷 

 
JOCVの2次隊訓練所出発前の壮行会が行われました。

直前に発案されたようで
インドで開催の情報を知って
ちょうど帰国日と重なったわけですが
老体に鞭打って成田から帰宅して会に直行です。
(急だったのでお土産無くてゴメンネ)

2次隊、3次隊合わせて20名集まりました。


来る7月7日に2次隊は訓練所に入所します。
それぞれ荷物の確認、訓練所での生活の確認などなど
みな真剣に?情報を交換していました。

で、私たち3次隊員はその情報の搾取に奔走。
まだ先ですが色々と有益な情報をいただきました。

3日前だというのに
まだまだ準備が終わってない方が大多数のよう。
3ヵ月後には自分も焦っているんだろうなぁ。

参加された皆さん、お疲れ様でした。
そして2次隊員、訓練ガンバレ!

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ただなんとなくインド 


この国は
覚悟をして行くところ、と考えていましたが
あまり気負うのも良くないので
(年齢的にあまり無茶もしたくないので)
特にこれといった目的を持つわけでもなく
衝動的に、ただなんとなくの渡印でした。

IMG_8202_R.jpg

※その他のインド写真は<コチラ>から
 (別ブログのウィンドウが開きます)



比較的(いや、かなり)待遇のいい、お気楽なツアーでした。
バックパッカーの方に責められてしまうくらい楽チンな

・3食付で
・ガイド付きで
・ホテルも一応5つ星の

こんなパッケージツアーです。
自分一人なら激しい旅もできますが
妻同伴だとこういう結果になります。

(そんなのは本当の意味でのインド旅行ではない、という苦情は受け付けません。)



旅の達人の中には
“インドにも行ったことないくせに旅を語るな”
という変な固執がある人が少なからずいて(私はその類の人たちと多く出会ってきた)
しかしそういう人たちと話をあわせる上でも
行っておいて損は無い国かな。ネタ的にも。

まあ実際は訪れてみれば
いろいろと考えさせられる場面に出くわす事が
他の国と比べ何倍も多いのは確か。
インドに行って人生観が変わった、という人も数多だから。

しかし元猿岩石の有吉いわく、
“インドで人生観変わるヤツなどは、日本でも大した人生送っていない” そうですが。
アハハ、妙な説得力。

支持と不支持が両極端に分かれる国。中庸が少ない。
その中でも私は中庸派。
一番いい経験も一番悪い経験もできる国だから。
まあ感想は人それぞれってことで。


あぁ、またいつか呼ばれるのかな、インドに。


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