くずくず ブータン日記

青年海外協力隊でブータン王国に派遣されていた建築士の備忘録

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同意書提出 

 
本日が、協力隊参加への同意書の
提出期限でした。

A4一枚の紙ですが
非常に重要な意味を持つ書類です。
 
P1020038_R.jpg


厳密に言えば、協力隊への参加の同意というよりは
その派遣前訓練への参加の同意です。

今はまだ協力隊員ではありません。
これを提出することにより、
JOCV(青年海外協力隊)候補生となるわけです。

2ヶ月間の派遣前訓練で語学が基準に達しなければ
派遣は取り消されますし、
派遣前にも健康診断はあって
それで引っかかるとやはり派遣中止となる可能性があります。

つまり派遣前訓練の受講中も含めて
無事その訓練を終了するまでは、
あくまで「候補生」なわけです。


本日着で郵送とのことだったのですが
JICA窓口に直接持参すれば当日も受付可、ということだったので
ギリギリまで悩んで、直接提出しました。


妻も一応(?)了承してくれて

“持つべきものは、お金でも時間でも、地位でも名誉でもない。
『 理解のある妻 』である”

としみじみ。(今、イイ事言った!?)



さあ、これで一応「候補生」となりました。


派遣前訓練までも半年以上あり
まだまだ実際に派遣される実感も無いのですが
とりあえず参加の意思表明をすることにより
コツコツと準備をせねば、という気持ちになりました。
 
 


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合格した要因は? 


発表があってからまだ実感が無いのですが
合格した要因って、何だろう。

自分で思い当たることといえば

・実際に派遣国のブータンに行った事があり
 現地の建築事情や雰囲気を僅かながら知っていたこと。

・今までけっこう多くの国を旅してきたので
 様々な国の文化については理解していたこと。

・必要資格が二級建築士以上だったが 
 自分は一級建築士だったこと。

そのくらいしかプラスとなる要因は思い浮かびません。

あとは、青年海外協力隊での応募のリミットが迫っていたので
(応募時点で39歳まで。それ以上はシニアボランティアでの応募となる)
切羽詰っていた状況に慈悲の手を差し伸べてくれたのか?


そもそも、あんなに短い面接時間(10分程度)で
何が分かるんだろう、と不思議でした。

まあ、一般企業の就職活動などでも
このような面接の状況は同じなのだとは思うのですが。


とにもかくにも、
こんな私を選んでくれたJICAの皆様に感謝。
 
 


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合格通知 

 
JICAから合格通知が速達で届きました。

P1000855-2_R.jpg

合格でした。
まちがいなく。

そして派遣国は
希望通りのブータン。
職種は建築。
まずはこれが確認できて一安心。

で、隊次は平成22年の3次隊。
今年の12月末、もしくは来年の1月上旬から2年間。

派遣前の2ヶ月間の研修所は
長野県の駒ヶ根で
10月6日からと決まりました。




さて

まずは妻に報告。

「え、ホント受かったの?
 本気で行く気なの??」

やはり妻も、受かるわけは無い、と思ってたみたいで。

本気で?って、
一応、受験するからには
中途半端な気持ちではなかったんですけど。。


送られてきた書類の中に
参加の意思を決める「同意書」が同封されており
提出期限が3月1日のよう。

つまりそれまでに参加の意思を表明するってこと。

それまでの間、様々なシチュエーションを想定し
実際に参加可能かどうかを
じっくりと検討しようと思います。。
 
 

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合格発表 

 
本日、2次選考合格発表の日。


1次選考と同様に
まずはJICAホームページ上に番号のみ発表。

発表時間が記載されていないので
とりあえず午前中に覗くも、まだのよう。

夕方に改めてサイトを見ると、、




番号あり。
何と合格!




最初の感想は、正直

「あ、まじ 受かってしまった。」

舞い上がりもせず
かなり冷静でした。

さて、これからどうしよう、そんな感じ。


まず番号のみしか発表されていない。
ホントにこの番号か?
まあ、番号はあってるみたい。

そして派遣先の国も隊次もまだ不明。


でも応募時の書類に

「希望国以外の要請への派遣を希望しない」

にチェックを付けたよな、たしか。

ということはブータンでいいんだよなぁ
でもまだ分からない。


とりあえず
明日以降、速達で詳細の通知が来ると思うので
待ってみるしかないようです。
 
 





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2次選考試験 その3 

 
技術面接ということでしたが
今一度、志望の動機なども聞かれ
色々と話していくうちに
他の国の可能性についてもう一度聞かれました。

面「ブータン1国だと、ご存知のように今回は競争率が高いから
  B国でもいい、とうことで考えますか?
  決してそれで即合格という意味ではありませんが。」

私「こちらの要請表は、後日ホームページなどで
  UPされないのですか?」

面「これはここだけの情報なので外には出ません。」



ここでふと思った。

“これ、もしかしてトラップか??”



つまり、

「派遣先の国や地域はどこであろうと関係なく、
 ボランティア精神を優先する人物を合格させる」

もしくは

「どうしてもその国で協力隊として働きたいという
 強い志のある人物を合格させる」


そう、そうだきっと!(勝手な推測。)
おぉぉ、まさに今、試されてる。。



私「仮にB国に合格したらその後断ることは。。」

面「したら大変なことです。
  ほかの人にも迷惑がかかりますし、
  それは税金の無駄使いにもなります。」

私が話し終わる前にさえぎられ、
「大変なこと」という言葉に、2度とJICAは受けられなくなるよ、
との意味合いを感じました。


私「そうですよね。。」

もう一度深く要請を読み返しました。しばらくの沈黙。。


再びB国の要請内容に関しての質問を。

私「要請は伝統建築の保存業務だけですか?
  設計業務はありませんか?」

面「設計はほとんどありません。
  記録や調査をまとめる、いわば雑用のような内容も含まれます。」


これは断る理由ができたか?
基本的に設計がやりたいので。
 
面「あなたが躊躇されている理由はなんですか?
  ほかの受験生は喜んでB国も候補に入れてください、とおっしゃってますよ。」


また、これは今試されているのでは?との疑念が。

これでB国に心揺らぐようであれば、
さほどブータンには執着がないと見ているのか?

脳みそをフル回転して迷った。
いかにも、ここでB国を候補に入れれば
このままB国ありきの誘導面接に持ち込まれそう。
断れば、、、
やはりブータンだけでは倍率からして
太刀打ちするのは難しいのか。。



ここで面接官から衝撃の発言が。

面「どうやら今までの話を聞いていると、
  あなたはブータンがただ好きなんですよ」

この「ただ」という言葉が心に突き刺ささりました。

面「それではその国が好きか嫌いか、という感情の話になってしまいます。
  派遣されてあなたがブータンから学ぶことが多くあっても
  それではボランティアになりませんよね。
  あなたが学ぶだけではだめ。何かを与えないと。」

あいたた、、図星突かれた?
反論せねば終了か?

その後も何度かやり取りはありましたが
(またブータンに行きたい、とかそんな理由じゃないんです、などいろいろ。)
それでもまだ逡巡していると、


面「そんなに躊躇されるようであれば、
  初志貫徹、ブータンだけにしたらいかがですかねぇ。」

ええぇ。。なんか突き放されたような感じ。
ブータンだけでもいいんだよ。でも落ちるよ。
そう言われているように聞こえてしまう。。


悩んだ。真剣に悩んだ。
またしばしの沈黙。

実際はほんの10秒くらいの間であったでしょうが、
頭の中はさまざまなことが駆け巡る。。



“自分はB国で働きたくて応募したんじゃない。
 でもこの要請内容にも少し興味がある。。

 本当にB国に行って2年間耐えられるか?

 仮にB国で受かっても、
 同じ訓練所にブータンに受かった候補生がいるかもしれない。
 その人と一緒に、
 羨望のまなざしで唇をかみながら
 研修が受けられるのだろうか?

 ブータンのために力になりたい、と思ったから
 応募に踏み切ったんじゃなかったか?

 どうなんだ、オレ!”

 

決断しました。
 


私「ブータン1本でお願いします。」

面「そうですか、わかりました。それでは希望はブータンだけ、ということで。」


面接官の手元に書かれていた第二希望欄の「B国」の文字が二重線で消され
これでB国行きは完全に無くなりました。

少し苦笑いをして、やれやれ、といった感じの面接官お三方が
どのような心情であったのか。


面「はい、それではお疲れ様です。面接を終わります。」


んっ? あれれ? もう終わり?
何だこのいきなりシャットダウンの感じは?
いよいよこちらも話がノッてきたところ、
もっと伝えたい事はたくさんあるのに!


でも、もう面接官は机上の書類を整理し始め、次の面談準備の雰囲気が見て取れました。



最後に

私「自分の年齢も考えるとこれが最後の挑戦になると思います。
  どうしても協力隊に参加したいと思っていますので、
  どうかよろしくお願いします!」

そう言い残すのが精一杯でした。。

技術面接ということもあって
もっとテクニカルな部分について聞かれるかと思っていたのですが
何となく最初の人物面接とかぶった内容。
少々、消化不良でした。


 

夕方に全ての過程が終了。

久々の心地よい緊張が新鮮だった、といえば
かなり強がりに聞こえるかもしれませんが
でも、色々といい経験になった気がしました。
何よりもこのような試練を楽しめたことが大きな収穫。


はぁ、長い1日が終わった。。

 
 

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