くずくず ブータン日記

青年海外協力隊でブータン王国に派遣されている建築士の備忘録

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パロ出張 


【備忘録】
パロ 国立博物館(Ta Dzong)修復工事

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パロ出張 

 
【備忘録】
パロ・ゾン 改修工事

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妻が来た 

 
青年海外協力隊では、任期2年のうち1度だけ
配偶者を任国に呼寄せられる制度があり、
それを使って3月28日から4月11日まで
約2週間ほど妻が来ブしていました。

前回、私たち夫婦でブータンに旅行で来た際には
首都ティンプーとその周辺のみしか観光できなかったのですが
今回は中央ブータンまで足を伸ばし、
またパロツェチュのお祭りも観覧できました。


天気に恵まれ
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風景を堪能し
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古刹を巡り
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花を愛で
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普通の旅行では体験できないブータンの一面を見られて
妻にとって充実した滞在になったと思います。


たまたま結婚記念日と重なり
ここブータンで祝えたのも良い思い出となりました。

滞在中にお世話になった皆様、どうもありがとうございました。


写真は記念のディナーに訪れた
アマンコラ・ブムタンの夜景とマスクダンス
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ハ出張(地震被害調査) 

 
首都ティンプーから車で3時間のハ県への出張。
日帰りで行ける出張先としては一番遠い場所。
朝7時の出発です。

以前にも訪れた、Takchu Goenpa。
乾期特有のスッキリとした青空。出だしは快調。
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昨年9月の地震で大きなダメージを受けたお寺のうちの一つです。
外壁に大きなひび割れが目立ちます。
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屋根裏も調査。
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屋根の上にも登って調査。
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調査中、外からは大きな風のうなる音が聞こえてきて
しかもかなり冷え込んできた。
なんかイヤな予感。。


何と!吹雪です。。3月なのに。
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寒さで手がかじかみ、測量した図面が描けない。

調査開始前と
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3時間後の写真。
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標高の高い場所(約2,800m)だったので仕方ありませんが
気候の変化の激しさに参りました。
つくづく体力勝負です、このお仕事。

 
 
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震災から1年、ブータンでの祈り 

 
あの日から1年が経ちました。

日本のみなさんが被災した当時を忘れられぬのと同様に
ブータンで震災を知った私たちボランティアも
あの日、あの時の事を鮮明に覚えています。

そしてブータン政府、王室の迅速な御対応と
在ブータン邦人への真摯で心温まる励ましに
我々はどれほど救われた事か。



震災一周忌の本日、ブータン王室の主催による追悼式が
首都ティンプーの古刹、チャンガンカ・ラカンにて
第5代国王陛下、王妃陛下、ブータン首相、財務大臣の御列席のもと
執り行われました。
JICA関係者を含め、在留邦人など総勢100名近くが参列しました。

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(閉会後の様子。式中は撮影NGでした)


僧侶による読経、バターランプの点灯に始まり
軽食を挟みながら、国王、王妃との歓談の時間も設けられました。

前回、宮殿で昼食会を催していただいた時と同様に
私たち日本人の心情をお気遣いになられてか
談笑を交えながら多くの時間を割いていただきました。

国王陛下、王妃陛下と直接お話しする機会に恵まれ、
昨年のお二人の心温まる日本への訪問、
特に被災地福島へ弔問への感謝を申し上げたところ
当時の思い出、福島の方々との交流について
事細かにお伺いする事ができました。


そして地震の起きた時刻、日本時間の14時46分には
国王の指揮のもと、参加者全員が1分間の黙祷を捧げました。



本日の参列者以外にも
ブータン一般の方々の心の中に
1年前のあの日、あの惨事は心に焼き付いていると思います。
そして1日でも早い東北の復興を願ってくれています。

目に見えぬ支援、
小国ブータンから、多くの人々の祈りが届きますよう。



以下の写真は国王陛下のfacebookページより。

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式の様子が3月12日付のクエンセル一面に掲載されていました。
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チュカ・ゾン竣工式 

 
首都ティンプーから車で2時間ほどのチュカ県にある
チュカ・ゾンの竣工式(Consecration Ceremony)が行われました。

私もほんの少しだけ携わった物件。
二代前の隊員から関わっていたようなので
私が着任した時は既に竣工直前の図面チェックなどが主な担当でした。


ゾンの正面入口。ブータンのゾンには珍しい、円形をかたどった建築。
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竣工式という事で華やかに装飾されています。
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スナップなど

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ブータン首相をはじめ多くの要人が参列されましたが
今回のメインゲストは王妃陛下でした。
これが王妃自身初の単独公務だったそうです。


以下は王妃のfacebookページより
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建築ジャーナル2発行 


長らく編集作業をしていた建築ジャーナル2の印刷が仕上がりました。

表紙のデザインをしていたのは昨年の夏の話。
早半年以上が経ち、ようやく完成に漕ぎ着けました。
途中、地震調査など突発的な仕事が重なり、
最終の編集に手がつけられなかったのが遅延の理由です。


表紙と裏表紙をまたいだレイアウトです。
エンボスのかかった厚紙にうまく印刷がのりました。
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非売品用に600部、販売用に900部の印刷となりました。

販売価格は450ニュルタム(約750円)。
オールカラーで写真満載なので
この価格はブータンで売られる本としては安価です。

正式な発売日は未定ですが、近日中だと思います。
お近くの本屋で見つけたときは是非ご購入を!
と言っても、ブータン国内のみの販売ですが。
 


またほぼ時を同じくして、昨年の地震被害調査の報告書も完成しました。
『Damage Assessment of Rammed Earth Buildings』
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調査内容を図面と写真で紹介し、また執筆も手がけました。
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こちらは関係者のみの非売品となります。
 
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巨大スーパー、現る。 

首都ティンプーに巨大スーパーマーケットがオープンしました。
巨大と言っても、あくまでブータン基準での話ですが。


『マイマート』です。
新しい商業ビルにありがちなガラスのカーテンウォールに
とって付けたようなブータン装飾。
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ブータン国内としては異例の規模。
この品揃え!
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何と一部の野菜がビニールに包まれ売っている!
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お子様コーナーも充実。
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ブータンにしてはお洒落な食器も(きっと輸入もの)。
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ここはミ○ドか、と言わんばかりのドーナツの陳列(言い過ぎか?)。
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店員がみな制服としてピンク色のキラを着ているのに驚きました。
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新しいBoB(ブータン銀行)の上の階です。
お近くにお寄りの際は是非!



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龍の国の龍の年 

 
今日はブータンの新年(Losar, ロサ)。
こちらでは親戚や友人などが集まって
国技であるアーチェリーなどをして過ごします。

故郷に帰省しているブータン人も多いのか、
うちのアパートもひっそりと静まり返っています。



さて、日本での干支は十干十二支(じっかんじゅうにし)ですが
ブータンでは五干十二支(ごかんじゅうにし)です。

十二支は日本と同じですが
五干は
鉄、水、木、火、土
です。

プラスして十二支にそれぞれ雄と雌があり
それらの組み合わせで使われます。

今年2012年は
水、雄、龍 の年になります。
(Water Male Dragon Year)


龍の国の、龍の年の幕開けです。

Losar, Tashi Delek !
(新年おめでとう!)

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ブータンの航空事情 

 
昨年の12月からブータンに初の国内線が就航しています。

国内線については随分と昔から
計画されては就航延期が繰り返されていたようです。

というのも、ブータン国内には国際空港のパロ空港一つしかありませんでした。
初の国内線のために、中央ブータンのブムタンと
東ブータンのタシガンに新しく地方空港を建設していたのですが
そこはブータンの建築事情、予定通り竣工するはずがありませんでした。

祝日のナショナルデー12月17日の就航が正式にアナウンスされても
みなやはり「どうせまた延期だよ」と思っていたのですが
なんとか当日のフライトに漕ぎ着きました。

これまでの国営航空会社ドゥルクエアと
新参の民間航空会社ブータンエアラインによる運行。

しかし問題はそのフライトの値段。
就航当時は、パロから飛行時間わずか30分の
東ブータンのタシガンまで
何と往復600USドルとのアナウンス。
地元ブータン人にはとてもじゃないですが手が出ません。

就航当初の料金表
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さすがにこの値段では客が集まらないとみて
オフシーズンと就航記念として両社とも割引サービス中のもよう。
現在いくらで販売されているかは分かりませんが
パローブムタン間を片道85USドルで購入できた人もいるようです。




こちらがブータンエアラインの飛行機。8人乗りです。小っさ!
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こちらはドゥルクエアの飛行機ATR、48人乗り。
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両社とも週2便のフライトを予定していたのですが
やはり搭乗者が少なく、早速減便しているそうです。
このままでは国内線は消滅してしまうかもしれません。
今後の祭りのオンシーズンにどれだけ予約が入るかですね。

JICAのボランティアは、まだその安全性が確認されていないとの理由で
国内線への搭乗は今のところ、業務、プライベートともに禁止されています。
タシガンまでは車で丸二日かかるので
解禁されれば東への旅が相当便利になるのですが。



さて、国営航空ドゥルクエアは、
現在保有している国際線エアバス機(A319)は2機。
もう1機のA319を購入できれば、今年5月に
シンガポールとインドのムンバイに新規路線を就航するとアナウンスしていましたが
つい先日、その購入の契約がなされたそう。
本当に就航されるのかが今後注目されます。
ただし日本からの旅行には
これまでどおりのバンコク経由が便利かと思います。



ある日のパロ空港。
城郭の横をかすめて飛び立つ姿はいつ見ても美しい。
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山々の間を縫って飛行するので(しかも有視界飛行でレーダーなどは無い。)
世界一、 離発着の難しい空港とも言われています。



ちなみにある情報筋によると、ドゥルクエアは
日曜日のフライトが一番安全性が高いそうですよ。
理由はここでは詳しく書けないのですが。


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日本への一時帰国 

 
青年海外協力隊では休養などを兼ねて
任国以外にも旅行のできる制度があります。

行ける国は限られているのですが
その中に本邦、日本への帰国も含まれています。

今回その制度を利用して
2週間ちょっとほど、日本へ一時帰国してきました。

実は自身の経営する会社の確定申告提出という
プラーベートな理由もあったので
滞在中はバタバタでした。
ほとんど知人友人には会えず
ご挨拶もできずに失礼しました。

しかし合間を縫って久々に日本国内を旅行したりで
十分に英気を養う事ができました。

日本の印象、、、
寒い!!
うん、寒かった! 
ブータンより遥かに。


写真は滞在中に訪れた宮島、厳島神社。

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Lhakhang Sarp 測量 


【備忘録】
タシチョ・ゾン Lhakhang Sarp 測量

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パジョディンキャンプ場計画打ち合わせ 

 
【備忘録】
パジョディンキャンプ場計画打ち合わせ

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国営放送の新チャンネル 

 
ブータンには今までTVの国営放送が
BBS (Bhutan Broadcasting Service)しかありませんでしたが
このたび新しく、その名も「BBS2」というチャンネルがが新設されました。

BBSでは毎日夜11時には放送が終わっていましたが
BBS2は24時間放映。

今後、ニュースは元のBBS、
バラエティーや生中継はBBS2で放送するそうです。

新しいBBS2(左)とBBS(右)のロゴ
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バラエティーと言っても、ブータンらしく
ダンスや歌の番組が多くなりそうです。

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初雪 

 
ブータンの正月は太陰暦のために、
今年は2月の末(毎年変わります)。
占星術も関係しており、中国の旧正月とも異なります。

もちろんクリスマスを祝う習慣も無いここでは
西暦の年末年始は普段と変わらぬ週末でした。


昨晩から冷たい雨が降っていたのですが
朝目覚めると、雪でした。初雪です。
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ブータンでは毎年初雪の日は祝日となるのですが
今日1月2日はもともと、冬至の祝日(Winter Solstice)だったので
1日休みが無くなった気分です。
(ブータンに振替休日はありません。)



さて、せっかく早起きをしたので
ゾンの方まで約1時間の散歩。
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私の家より200mほど標高の低いゾンの辺りは
既に雪は溶けていました。
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こんな寒い日の朝、観光客は見当たりません。
ここタシチョゾンの僧侶の多くは冬の間、
標高の低いプナカ(約1,200m)へ移動して修行しているそうで
ほとんど見かけませんでした。

ひっそり静まった誰も居ないゾンの中庭。
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ピンと張った空気の中に身を置き
気持ちが引き締まった初雪の朝でした。




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